ぞくぞくする本 大学生もわかっていない中学英語

2006年10月15日

13 教師に文句をいう親を英語で……

 教師を悩ませる現象
 
 新聞英語からちょっと外れます。
 
 日本語で書かれた新聞がバンクーバーにもあります。
 
 週刊新聞「バンクーバー新報」は有料ですが、そのpart2の「vancouver Shinpo」は無料です。もう一つ、「Oops!」という週刊新聞もあります。
 
 これらは、日本人向けですので、いろいろと役に立ちます。アパート賃貸情報、中古品売買情報、観光ツアー情報などが満載で、私もよく読みます。
 
 日本のニュースなどの一般記事もありますが、コラム欄がわりとおもしろいです。
 
 最新の「Oops!」(Oct.-Oct.19, 2006)に、こんなのが載っていました。
 
 教師の指導方針や成績のつけ方に異議を唱える保護者、“ハイパー・ペアレンツ”が増えている。教師を悩ませる彼らのほとんどは高学歴で、わが子の能力に対して強い自信があり、過保護気味になるのが特徴。……オンタリオ州の教師組合が行った調査によると、小学校では教師の3分の1以上が、そして高校教師の5人に1人あ、保護者から何らかのいやがらせを受けたと答えている。

 Hyper Parents です。overprotective (過保護)状態を超えた hyper ですかねえ。

 近所の親に聞くと、どうも事情がどこかちがうようですね。バンクーバーですがね。二つだけ述べます。

 (1) 無償だが、有料?

 日本の公立小中学校で、たとえば、体育でテニスをやるとしますね(日本の小中の授業で「テニス」はないでしょうが、こちらではありますよ。ま、日本でもあったら、の仮定です)。

 ラケットは学校で用意しますよね。こちらも若干は用意されるようですが、たいていの子は自分持ちです。なければ買うのです。たった5時間の体育授業のために、です。

 学校を通して買う子もいますが、届いたのがテニス授業終了後、ということがあるというではないですか。

 それでも、ラケットはあとでも使える可能性があるから、目をつぶりましょう。

 問題は、コーチ料です。
 子ども一人35ドル(約3500円)を払わなくてはならない、のだそうです。5時間分ですよ。

 学校が勝手にテニスをカリキュラムに入れ、コーチを呼んできて、しかし、費用は各家庭の負担です。ヘンな話です。

 カナダも義務教育は無償です。しかし、やれ教材費で100ドルだ、やれ寄付で20ドルだ、と金がかかるそうです。

 だから、(これだけが理由ではないのですが)、学校は「親が作る」という意識が強いですね。何かあれば、いろいろと要求し、それがけっこう通る、ということです。

 (2) 優秀な教師

 それに、地区の教師仲間では「優秀な教師」と評判の高い小学校の先生でも、授業のスピードは速く、子どもはOHPに映る文字を書き取るのに忙しいばかり、とか。

 ときには「あとは自分でやれ」と途中で単元を終了させることもあるそうな。「高校へ行ったら、こういう調子だから、いまのうちに慣れておけ」という説明が子どもになされるのだそうで……。

 それにまた、「あの子は嫌いだ、あの子はかわいい」なんていうセリフはしょっちゅうだそうで、教師自身の好き嫌いはあからさまだ、ということです。

 学校では、子どもの表彰がよくあり、学年末には「成績優秀賞」なんていうものを何人かはもらえるのです。
 ところが、それは、担任教師の「推薦」だから、A子よりB男のほうがテスト成績は上でも、担任がちがえば、B男は「推薦漏れ」でA子は「推薦」、ということもあるようです。
 
 BC州内のことですが、共通試験もときに実施され、子どもの成績は学校の評価にも反映します。バンクーバー内の全小学校だけを見ても、トップから下までランクが公表されています。 


 これらは、複数の親の指摘だから、まあ、信頼できる話でしょう。学校ランクはネットでも見ることができます(いま探しましたが、どこだったか……。以前に確かに見ましたよ。「あの学校がいいから転校する」という話はしばしばで、親はよく知っています)。

 ついでにいいますと、教師のストライキは年中行事的だそうです。それも長いですね。数週間つづきます。

 こういう話を聞きますと、だれでも Hyper Parents になるでしょうね。

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posted by Tokyo Ginji at 15:57| Comment(0) | TrackBack(0) | 学校関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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