ぞくぞくする本 大学生もわかっていない中学英語

2006年10月21日

16 これなら高校生の教材になる

 Why B.C. man left military
 
 前にもいいましたが、私、以前、中高生に英語を教えていたことがあります。そのころ、いくらかですが、英字新聞を教材にしました。実際の新聞ばかりでなく、ネットでも世界の新聞は見ることができますからね(全ページは見られない、というのもありましたが)。
 
 10月19日の「metro」に、上の見出しの記事があります。おもしろいです。


 NATO軍によるアフガニスタン介入(この言い方も問題ですが)には、カナダも参加しています。手っ取り早いので、webサイト「Wikipedia」の記事から引用しますが、カナダは2300人の参加のようです。


 ……米軍が独占的に担っていた軍事指揮権は、段階的に北大西洋条約機構(NATO)に移行され、2006年7月に全ての権限がNATO軍に移管された。この背景には、2003年に勃発したイラク戦争に伴い、米軍を中心とした多国籍軍(現在は国連多国籍軍)がイラクに駐留しているが、治安が殆ど安定しないことから、米軍をイラクに注力するためである。NATOが指揮するのはISAF(アフガニスタン国際治安支援部隊、37カ国1万8500人)で、イギリス軍4000人、カナダ軍2300人、オランダ軍2000人を主力としており、ISAFの内8000人がアフガン南部で武装勢力と戦闘を行っている。対して米軍の兵力は大幅に削減される事となる。


 

 カナダのある陸軍将校が、カナダ国内での訓練中、「これ以上は訓練に参加できない」と上官に伝えて、現場を離れた、ということがありました。今年のはじめころのことです。政府のアフガニスタン政策が「人道主義から対決主義へ転換した」という理由から、ということです。
 
 バンクーバー出身、ビクトリア市の大学を卒業、35歳。

 

 その彼が「軍を離れた理由」をあるところで話す、という内容の記事です。
 
 その中にこうあります。

 
 "Knowing what I know from my studies, and from watching what was happening in Iraq with the Americans, I thought that the more we put emphasis on war-making in Afghanistan, the more the process of radicalizing the population was going to increase," he said.
 
 自分が学んで知ったことは知っている。アメリカ軍とイラクにいて何が起きているかを見て知ったことは知っている。それを知るにつけ、思った。私たちがアフガニスタンで戦闘を引き起こすことに重点を置けば置くほど、そこの人々を過激にする働きが増す、と。
 
 日本語に訳すのが少しやりにくいが、この程度の英文なら高校生にも教材にできる、と思うのです。
 
 ただし、心理学のスキーマ論からいくと、前提の「NATO軍のアフガニスタン介入」を予備知識にしておかないと、ダメですね。
 
 それで、ちょっと思うのですが、高校の英語リーダーの時間が(かつて耳に挟んでいた高校授業の多くですが、それが)どうも疑問でして、どうにかならないかな、とね。
 思うところを次回に書いてみます。
 
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posted by Tokyo Ginji at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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