ぞくぞくする本 大学生もわかっていない中学英語

2006年10月26日

19 ホテル占拠事件&高校生に勧める「〜before……」の訳し方

 Police arrest aquatters
 
 バンクーバーにはホームレスが多くいます。年寄りもいますが、若い人も多いです。ダウンタウンといわず、どこといわず、とにかく多いです。
 
 新聞によると、2002年から2005年までに2倍のホームレス人口になり、現在は約1000人がどこか外で寝ているそうです。
 
 数ヵ月前には、ダウンタウンの人通りのある道で、ホームレス連続襲撃事件がありました。昔、横浜で同類の事件がありましたよね。


 先日、カナダ人の友人といっしょに車に乗っていたとき、"No homes, no peace" (家がなければ、平和はない)というプラカードをもったデモストレイションを見かけました。その友人に尋ねると、「バンクーバーは、貧富の差が激しい」という答でした。
 
 おそらくその集団でしょう、約80人の人が、この日曜日(22日)に、いまはまるで使われていないホテル(ダウンタウン内)を占拠したのです。まあ、不法占拠です。
 
 そして、きのうの火曜日(24日)に、警察力により追い出されるとともに、6人の活動家が逮捕されたのです。
 
 彼らは何を主張したのか? 「metro」(10月25日)が書いています。
 
 The activists, who are trying to pressure the city into providing housing to combat homelessness, promised more action in the weeks to come, including another squat as early as today.


 彼らは、市当局に圧力をかけて、ホームレス状態を減らすのに有効な住宅の供給を求めているのだ。この数週間のうちにさらに行動を起こすと断言している。別の占拠をきょうにもやることを含む、と。
 
 「不法占拠」したホテルは遺棄状態なので、市当局はこれを購入して公共住宅(social housing)に当てろ、と彼らは要求しているのです。
 
 一方の市当局は、年に一つのビルを買って、安価な住宅に作り替えようとはしているのだが、遺棄状態のビルは、そこを住宅商売に転換利用しようとする人にすぐに買われてしまうのだ、と言うのです。
 
 そういう市の姿勢もあるのでしょうか、警察はとても穏やかなやり方であったと彼らも言っているようです。
 
 逮捕劇は次のようだそうです。
 
 Police read a final warning before entering the building and peacefully arresting the squatters.
 
 警察は、最後警告文を読み上げたあとで、ビルに入り、穏やかに占拠者たちを逮捕した。
 
 上の英語について、ちょっとひと言。
 
 「〜before……」が使われる文は、「……の前に〜した」と訳されることがよくありますが、それはやめたほうがいいですね。

 「〜のあとに……した」とするほうが、その英語を書いた人の頭の進み具合にあうのです。これは高校生に勧めます。中学生でもいいですが……。
 
 あ、もう一つ。前の文章の中にあった「as early as today」の「early」は「早く」などとムリに訳すと、かえってわからなくなります。「きょうにもやる」という感じがいいのです。


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posted by Tokyo Ginji at 15:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 社会問題 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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