ぞくぞくする本 大学生もわかっていない中学英語

2007年12月13日

67 ピクトン、25年仮釈放なし

   Pickton gets 25

 ピクトンは、第一級ではなく第二級殺人で有罪でした。このちがいは、犯意として計画性があったかなかったかの差によるもののようです。また、いずれも終身刑ですが、仮釈放が可能になる時点の差もでてきます。
 第一級は最低25年間は仮釈放は不可、第二級は10年から25年間は不可、のようです。
 
 で、どうなったか。
 
 ピクトンは、25年間仮釈放不可、となった模様です。ということは、第一級の最低線と同等で、実質的に第一級殺人有罪に等しいわけです。
 
 裁判所は、どうやら、量刑の点で被害家族の心情を汲み入れたようですね。
 
 「metro」(07/12/12)が伝えています。
 
................................................
30秒英語コーナー

 erupt :爆発する、噴出する
  erupt in cheers で、「歓声がわき起こる」といった感じになる。
   
 raucous : この文脈では、「大いに」くらいの意味。「騒々しい」の意味でよく使われる。 
 
  available :基本的に「利用できる、有効な」という意味の形容詞。
  とても特殊な語で、自分の付近に何かの語を引き連れて、名詞を後置修飾する形になることが多い。たとえば、記事の本文は、sentence available to him under the law となっているが、これは、sentence which was available 〜 のwhich was の省略と考えるとわかりやすい。
 
 death :この文脈では「殺戮(さつりく)、殺人」あたりが適当。
 
 a category of its own :「範囲自体の中の範囲内」ということで、「ありうることだが、特別だ」の感じになる。 


The family members of Robert Pickton's victims erupted in a raucous cheer last night as Justice James Williams handed the 58-year-old serial killer the maximum sentence available to him under the law.
   Pickton will serve 25 years before he can apply for parole for six counts of second-degree murder in the deaths of Sereena Abotsway, Mona Wilson, Brenda Wolfe, Andrea Joesbury, Georgina Papin and Marnie Frey. It is the same term that Pickton would have served if he had been found guilty of first-degree murder.
 
 ピクトン被害者の家族は歓声を上げて喜んだ。昨晩、williams判事が58歳の連続殺人犯に法律で可能な最高刑を宣告したときのことだ。
 ピクトンは、25年の刑期を務めることになる。その後、仮釈放申請はできる(Sereena の殺戮以下、6件の第二級殺人罪である)。これは、第一級殺人となった場合に務める期間と同じである。

   Defence counsel Peter Ritchie had asked that Pickton be eligible for parole
in 15 to 20 years. But Williams agreed with the Crown.
   “This case is in a category of its own,” the judge said.
 
 弁護人Ritchie は、15年〜20年の仮釈放期間が適用されることを求めていた。
 「こういうケースは特別だ」と判事は言う。


 これでピクトン裁判は終わったわけではありません。

   Pickton is still charged with firstdegree murder in the deaths of 20 additional
women.
 
 まだ、別件が残っているのです。

 ただ、58歳ですから、25年の仮釈放なしだけでも、83歳になってしまうわけです。そこに別件が加わると、実質的に文字通りの「終身刑」です。

 
 ところで、一文がやけにダラダラした文がありましたね。これです。
  
  Pickton will serve 25 years before he can apply for parole for six counts of second-degree murder in the deaths of Sereena Abotsway, Mona Wilson, Brenda Wolfe, Andrea Joesbury, Georgina Papin and Marnie Frey.
 
 訳しにくくて困ります。日本語は述語動詞が来ればそこで文が終わるという鉄則があるのですが、英語の文は「ここで終わる」という約束がないのでダラダラしがちになります。

 上の文は、before のあとは he can apply for parole for a second-degree murder となるところのはずです。6件の殺人については別立てで書くべきです。
 それを for parole for six counts of second-degree murder 〜とすると、「6件の場合の仮釈放申請」の意味に読めてしまいますよね。

......................
 この点についても、下記の本が扱っています。
 
  大学生もわかっていない中学英語
  日英比較「英語のしくみ」入門 
  日本語がわかれば、英語はわかる
 
 下のURLから覗いてみてください。
 http://www.infotop.jp/click.php?aid=15956&iid=13718
 .......................... 
 お役に立てた内容でしたら、ここ(↓)をクリックしていただけますか?                   人気ブログランキング 

 ★★★ このブログを集約した内容でメルマガ「英語・英文法 毎日30秒成績アップ学習法」を発行しております。講読は無料です。
 読者登録は、まず、記事の下(または、右の欄)の「登録・解除」ボックスの「登録」にチェックがあることを確認し、あなたのメールアドレスを記入して「送信」ボタンを押します。すると、「まだ登録が完了していません」という画面があらわれますが、同時にあなたのアドレスに「認証メール」が届いていますので、そこにある認証URLをクリックすれば完了です。
posted by Tokyo Ginji at 18:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 事件 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/72449489
※ブログオーナーが承認したトラックバックのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。