ぞくぞくする本 大学生もわかっていない中学英語

2009年03月24日

93 アメリカ、最大級の賛辞(WBC決勝)+which

 Japan beats South Korea in a classic finale

 
 きのうにつづいてWBCです。
 
 「Los Angels Times」(09/3/24)がこう書いています(抄出です)。
 
......................................
30秒英語コーナー
 
 drive in 〜 :〜の打点をあげる

 classic :最高の、一級の、模範的な 

 feature 〜:「〜を特徴とする」というような意味だが、「〜は見ものである」とか単に「〜があった」という日本語が当てはまる。
 
 spectacular :目を見張る、見ごたえのある
 
 about the only thing separating it from a major league playoff game was, well, teams made up of major league players :しくみが見えにくい文ですが、赤字部分が主要になっている構造です。またaboutは「〜について」ではなく「ほとんど」「・・・ぐらい」という意味。
 
 made up of 〜:〜で構成された
 
 Which raises ...... :後述
 
 just about 〜 :ほとんどの〜
 
 there aren't that many :それほど多くはない(あまりいない)
 


Ichiro Suzuki drives in the winning runs in 10th inning of 5-3 victory over South Korea as Japan wins WBC title.
 
 イチローが10回に決勝の2打点をあげ、5−3で韓国に勝ち、日本がWBCのたちトルを取った。

 Monday's World Baseball Classic final was just that: a classic final.
 
 月曜日のWBC決勝戦は、まさにそれ(World Baseball Classic final)だった。最高級の決勝戦だ。

 It featured great pitching, timely hitting, some spectacular defense, and a passionate, vocal crowd of 54,846 at Dodger Stadium. So much excitement they needed 10 innings to pack it all in.
 
 すばらしいピッチング、タイムリーヒット、いくつかの目を見張る守備、それに、ドジャースタジアムの54,846人の熱烈な大歓声。それをすべて詰め込むのに10回を要したほどの大興奮だった。
 
 In fact, about the only thing separating it from a major league playoff game was, well, teams made up of major league players.
 The Seattle Mariners' Ichiro Suzuki, who delivered the game-winning two-run single in the 10th, was one of only three big-leaguers Japan used in its 5-3 win over South Korea. And the losers had only one major league player on their roster.
 Three years ago Japan won the first WBC with two big leaguers and last summer South Korea won an Olympic gold medal with none.
 Which raises a question for all the big-league teams who have seen their stars lose to South Korea and Japan: If you can't beat them, why don't you let them join you?
 
 はっきりいうと、メジャーリーグの優勝決定戦とちがうのは、何というか、メジャーリーガーで構成されたチームの点ぐらいだ。
 シアトルマリナーズのイチローは、10回に決勝の2打点シングルヒットを打ったのだが、日本が5−3で韓国に勝った試合で使ったわずか三人の大リーグ選手の一人だ。それに、負けたほう(韓国)には、たった一人のメジャーリーガしか登録されていなかった。
 三年前、日本が第一回WBCで優勝したときは、大リーガーは二人、昨夏、韓国がオリンピックで金メダルを取ったときは、一人もいなかった。
 だから、問う。自分たちのスタープレイヤーが韓国と日本に負けたのを見ていたすべての大リーグチームに問う。彼らに勝てないなら、彼らをチームに入れたらどうだ?
 
 "I think just about everybody here could probably play in the big leagues," Davey Johnson, a former all-star player and World Series manager, said before his U.S. team -- featuring 28 major leaguers -- lost to Japan in the WBC semifinals. "Fundamentally I don't think anybody plays the game as well or practices as hard as the Japanese."
 
 「ここに来ているほとんど全員、おそらく大リーグでプレイできる、と思う」とデイビー ジョンソン(元オールスター選手でワールドシリーズ監督)が言った。28人のメジャーリーガーを擁した自分のU.SチームがWBC準決勝で日本に敗れる前に言ったことだ。「基本的にだが、だれでも、その日本人選手と同じくらいにいい試合をやっているのではないし、懸命に練習しているのでもない」

 Added Venezuelan Manager Luis Sojo, a member of five World Series winners, after his team lost its WBC semifinal to Korea: "Surprises me that there aren't that many Koreans in the big leagues. But I think from now on, there will be."
 
 加えて、ベネズエラの監督Luis Sojo(ワールドシリーズで誤解優勝したメンバー)は、チームが準決勝で韓国に負けたあとに言った。「大リーグに所属する韓国人選手はあまり多くないとは、驚きだ。今後は多くなるだろうがね」
 
 ・・・・・・・・・"Korean players and Japanese players are excellent," Choo said. "We have basic skills. Perhaps better basic skills compared with major league players."
 After Monday, few would disagree.
 
 Choo(韓国唯一の大リーガー、クリーブランド インディアンズ)が言う。「韓国選手も日本選手も優れている。われわれには基礎技術がある。おそらく、メジャーリーガーと比べると、もっといい基礎技術だ」
 月曜日以降、異論のある人はほとんどおるまい。
 
 
 前回の記事同様、良心的で誠実な評論ですね。
 
 ちょっと話は違いますが、気になる英文を見直しておきます。二つ、あります。
 
 (1) Which raises a question for all the big-league teams who have seen their stars lose to South Korea and Japan ....という文がありましたね。
 
 この文頭のwhichは、前の数文の内容を先行詞にした関係代名詞です。一般に「独立用法」と言われます。
 日本の学校文法ではあまり目にしませんが、実際にはよく使われる用法です。いってみれば、So that raises .....といった意味になります。

 ジーニアス辞書にこんな英文例がありましたので、紹介しておきます。
 
 He writes in a colloquial style. Which is why I like reading his novels.
 (彼は口語体で書く。だから、彼の小説を読むのが好きなんだ。)
 
 (2) Added Venezuelan Manager Luis Sojo, a member of five World Series winners, after his team lost its WBC semifinal to Korea: "Surprises me that there aren't that many Koreans in the big leagues. 
 
 文頭のaddedは主語との倒置ですが、前文とのつながりで「加えて」の意味をもたすとともにsaidの意味を含ませているようです。
 Luis Sojoの発言を引用している文の冒頭は主語抜きの文です。That surprises me .....というところです。実際の英語では主語抜き文が多いということは、このブログのずっと前で書いておきました。「英語関係」のカテゴリーで、No.65の記事です。ご参照ください。
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 日本語と英語がしくみの上でいかに似ているか、という視点で全篇が書かれてる本(e-book)があります。主語抜き文についても書かれています。

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2008年07月22日

82 It's a dream come true (つづき)

 前回、こう書きました。

 >ところで、"It’s a dream come true."ですが、文法的には成り立ちませんよね。一つの慣用句で、「夢がかなった」とか「夢のようです」あたりの意味です。
 
 >で、これはどう解釈すべきか?
 
 >It’s a dreamまでは「それは夢」です。

 >後半の部分がa dream comes trueだと、「夢はかなうもの」というあたりの意味になり、文脈とは異なってきます。夢はすでにかなっているのです。

 >そうすると、現在完了ですから、a dream has come trueですね。
 
 >となると、It’s a dream (which has) come true.なんだろうか?
 
 >これは、ニュアンスとしてはヘンですね。
 
 
 >じゃ、どう解釈すべきか? 
 
 
 この問題は、いろいろと解釈されています。
 
 It’s a dream which has come true. のwhich has の省略、という説もあります。
 もともと come の完了形は is come でもあったから、which is の省略、という説もあります。
 
 しかし、どうもしっくりきません。
 「夢だ」と言って「それがかなった(実現した)」とつづけると、日本語式に言えば「実現した夢」という限定された意味に思えます。「夢がかなった!」「夢のようだ!」という喜びのニュアンスが半減しますよね。説明的過ぎて。
 
 とにかく、"a dream come true"は慣用表現であることはあるわけです。
 だから、It’s 'a dream come true.' というように引用符でくくってしまうか、It’s A Dream Come True.とするほうがいいようにも思えます。実際、Make A Dream Come True! なんていう表記もよく見かけます。
 
 それはいいとしても、やはり come が気になります。
 
 いまのところ、私は、It’s a dream-come-true. と見る説がいちばんいいように思っています。
 
 この場合、なぜ come か?
 
 これを解くカギは、a five-year-old boy といった表現方法にあります。
 ふつうなら、five years old のはずですが、ハイフンで連鎖させてひとかたまりにすると、複数表現のyears が数意識を失って year だけになりますよね。

 次のは「24 hours」(08/7/21)の記事の一部です。
 
 Surrey RCMP say that alcohol was “paramount” in a devastating collision Saturday that left a 23-year-old female dead and two other people injured.
 
 a 23-year-old female ですね。

 だから、a dream-come-true の場合も、本来なら has/is come のところ、時制性を消去して come だけになった、ということではないか? それが慣用化されていくうちににハイフンも消えた、ということではないか?
 
 これは、私なりの仮説です。機会があれば、もう少し調べてみようかとも思っています。
 
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2008年04月26日

76 友だちと:with ( ) friend, ( )に何が入る?

  Amsterdam resident finds Anne Frank card
 
 久しぶりに英文法の話です。
 
 次の記事は、「24 hours」(08/4/24)からの引用です。
 
...........................................
30秒英語コーナー
 
 go through : 調べる、検討する
 
 stumble : 「つまずく」という意味だが、「巡りあう」「偶然に見つける」という意味にもなる。
 
 flea market : いわゆる「ノミの市」
 
 Nazi Germany : ナチスドイツ
 
  deport : 追放する、追いやる
 
 death camps : 死の強制収容所

 prompt : かりたてる、 誘発する
 
 annex in a canal-side house : 運河ぎわの家の離れ
 
 attic hideaway : 屋根裏の隠れ場所
 
 authenticity : 信ぴょう性
 
 Aachen : アーヘン(地名)
 

Going through some old books in his father's antiques shop in Naarden near
Amsterdam, Paul van den Heuvel stumbled upon a postcard sent and signed by
Anne Frank in 1937 to a friend.
  “I just found it in a box, which probably came from an Amsterdam flea market,”
Van den Heuvel, a teacher, told Dutch television yesterday.
 
 抄訳:
 Paul van den Heuvel という人、アムステルダムにある父親の古物店で古い本を調べていたら、アンネ フランクが友だちにあてた絵はがき(名前入り)を偶然見つけたという。アムステルダムのノミの市から来た箱の中にあったものだと言っている。
 
  Anne Frank's Jewish family led Nazi Germany in 1933 and settled in Amsterdam.
During the Second World War the Nazis occupied the Netherlands and began deporting Jews to the death camps in 1942, prompting the Frank family to go into hiding in a secret annex in a canal-side house.
 
 抄訳:
 ユダヤ人のアンネ家族は、1933年、ナチスドイツにしたがい、アムステルダムに移り住んだ。第二次大戦中の1942年、ナチスはユダヤ人を死の強制収容所に追いやったが、アンネの家族はある家の秘密の場所に隠れた。
 
  The Anne Frank museum, which includes the attic hideaway and now a top destination for visitors to Amsterdam, confirmed the postcard's authenticity.
 
 抄訳:
 アンネ博物館はその絵はがきの信ぴょう性を確認している。
 
  Anne sent the postcard to her friend Sanne Ledeman in December 1937 when Anne was staying with her grandmother during a visit to Germany's Aachen.
  Anne's diary of her years in the secret hiding place was later published by her father.
 
 抄訳:
 そのカードは、アンネが友人のSanne Ledeman に1937年12月に送ったもので、ドイツのアーヘンを訪れたときに祖母と過ごしたときのことだ。
 隠れ部屋で過ごしていたときに書かれたアンネの日記は、のちに父親によって出版された。
 
 
 この話はともかく、第一段落にある英文について、少々。
 
 Paul van den Heuvel stumbled upon a postcard sent and signed by Anne Frank in 1937 to a friend.

  この文の後半は、"Anne Frank sent a postcard to a friend in 1937" となりますね。「アンネは友だちに絵はがきを送った」というkとです。この中の 'to a friend' のところの問題です。
 
 「アンネは友だちに......」と言う場合、日本人の多くは 'Anne ......to her friend' と思いがちですよね。「私は、友だちとどこどこに行った」と言う場合も、'I went .......with my friend' としがちです。
 
 ご存じかと思いますが、そう言ってしまうと、彼女の(私の)友だちは一人しかいない、という意味になりますね。
 この点は、日本人英語学習者の盲点でして、「友だちが何人かいて、そのうちの一人」のことを指すのがふつうでしょうから、正しくは 'to (with) one of her (my) friends' ですね。
 そう言うのも面倒な場合は、「友だちといえる人」くらいにしておいて、'to (with) a friend' としますね。上の記事はその言い方を採用している、というわけです。
 
..........................
 下の本は、my, your, her などを「指示語の一種」と位置づけて、冠詞の a との比較を徹底的に論じています。上のような話も出てきます。
 
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2007年11月19日

65 主語の省略(英語の常識)

 Police offer $10K reward in man's death

 「metro」07/11/16の記事です。
 
........................
30秒英語コーナー
 
 $10K :K はキロのこと。つまり、1000=thousand
     したがって、$10K=$10,000
 
 More than a year after .........., 主語+動詞 ......... :more than a year がうしろの主節に対して副詞句的に働く用法。「〜のあと一年以上も経つが、〜」という感じ。   

 a corner store  :街角の店
 
 a drug addict :ドラッグ常用者

More than a year after a 38-year-old barber was beaten to death in the Downtown Eastside, Vancouver police yesterday offered $10,000 for information into the man's death.
   Adian Hock Chye Ng died Nov. 11, 2006 after he was viciously beaten at 7 a.m., outside a corner store at Hastings and Columbia streets.
   “There was at least one attacker,”said Const. Tim Fanning, a spokesman for the  Vancouver Police Department. “(Ng) was beaten. He was kicked in the head when he was down on the ground.”
   Ng died on the way to hospital. Police do not have any motive for the murder, nor do they know why Ng, who lived with his parents in Burnaby, was in the area at the time.
   Fanning said the 38-year-old was not a drug addict.
   “This is one of the corners in Vancouver that just doesn't sleep. There is always people around, coming and going.”
 
 metro記者Jeff Hodson の文なので、すんなり読めますね。翻訳は割愛します。
 
 ところで、記事中に“(Ng) was beaten.”という箇所がありますよね。
 
 この (Ng) は、Ng という人の名を記者が補足した、という印です。
 
 ということは、実際は“Was beaten.”と語られた、というわけです。つまり、主語抜き文なのです。
 
 新聞を読んでいると、会話文が引用されたときに記者が主語を補足する、という文によく出あいます。いいかえると、主語抜き文がちょくちょく語られている、ということです。
 
 私たち日本人は、学校などで「英語はぜったいに主語を省かない」と習いましたよね。しかし、実際のところは、主語抜き文はいくらでもありますよね。とくに会話や手紙などでは。
 
 カナダ人とeメールのやりとりをしょっちゅうやっていますが、たとえば、次のような文をしばしば受信します。 

 Just got back. (数日間の旅行から帰ってきたとき)
 Hope all is good for you.
 Hope everything is going well.
 Talk to you tomorrow.
 
 すべて、主語のI が略されています(最後はI'll の略)。
 
 'See you.' 'Got it!' なども同じです。
 
 主語省略という「英語の常識」は、日本の中高でもちゃんと教えるべきですよね。
 
....................

 そういえば、次の本でも主語省略のことが書かれていました。

 「英語のしくみ」(いわゆる英文法の分野)の本ですが、英語のしくみが基礎としてちゃんとわかっているほうが英会話の上達が早い、という点が英語界で最近再評価されているそうです。


 
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 こちらからちょっとのぞいてみてください。日本人なら、びっくりする情報が満載、ですよ。

 
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2007年07月06日

56 'what if 〜'の意味は何?(アルク英辞郎の利用)

 Pickton witness maintains testimony
 
 
 ピクトン事件公判の続報ですが、本日は、英語の意味の調べ方についてお伝えします。
 
 以前、「yahoo の利用」という記事を書きました。今回は「アルク英辞郎の利用」です。
 

 「metro」(07/7/4)より。
 
....................................
30秒英語コーナー
 
 be scared to 〜 :〜するのが怖い
 
 the way I look at it :「私がそれを見る方法」ではありますが、「私の考え方」「どうしてかというと」「なぜそう思うかというと」など、本文にふさわしく訳す。
 
 what if  〜 :〜したらどうするの?
 
 上の成句を調べる方法がありますので、それをあとで書きます。 


 But defence lawyer Rick Brooks read to Ellingsen a statement she gave police that she smelled something bad and ran back to the trailer on the Pickton farm where she had a room.
   In tears, Ellingsen, 37, said she was scared to tell RCMP what she knew because Pickton threatened her.
   “The way I look at it: What if he's not convicted?” said Ellingsen on her fifth day on
the witness stand. “What if he comes to get me? There were things I didn't explain
in full details.”
 
 (証人が警察で語っていたことと法廷での証言の食いちがいを弁護士に指摘されたあとのくだりから)
 
 涙ながらに、エリングスンは言った。知っていることを警察に言うのが怖かったんです。ピクトンに脅されていたから。
 「なぜかというと、もし彼が有罪にならなかったら、どうなります?」とエリングスンは言った。証言台に立つ五日目である。「彼が私をつかまえに来たら、どうするの? それが、詳しく言わなかった理由です」

 
 

 英語学習者にはよく知られていますが、アルクのサイト「英辞郎」は、市販の辞書、電子辞書よりもはるかに優れものですよね。
  
 
 最大の利点は、事例が豊富、フレーズ(語句)で調べられる、というところでしょう。



 'in tears' なんていうのは、辞書を引くまでもありませんでしょうが、ためしに上のサイトを呼び出して、そのフレーズを検索欄に入力してみましょう。
 

 「涙を浮かべて、涙ながらに」などの訳語を筆頭にして、英文、フレーズの事例が29例もあらわれます。むろん日本語訳がついています。
 
 電子辞書の「成句検索」ではこれほどまではいきません。お手元の電子辞書でおためしください。



 上の記事に"The way I look at it: What if he's not convicted?" という証人のセリフがありましたね。
 
 'the way I look at it' をまるごと「英辞郎」に入力してみましょうか。一つだけですが、ヒットします。

    At least that's the way I look at it.
    少なくとも私はそう思って[考えて]いる。

 

 'the way I look at it'は、直訳すれば、「それを見る方法」ですね。その「見る」は、日本語でも「私はこう見ています」と言うように、「考える」という意味に近く、全体で「私の考え方」という感じになるわけです。

 だから、さっきの証人のセリフは、「どうしてそう考えたかというと....」とか「どうしてかというと.....」というあたりの訳がふさわしいことになります。
 

 
 次の'what if ........' は「ピクトンが有罪にならなかったら、どうするの?」というあたりの意味ですが、'what if'を入力してみましょうか。

 
 「もし〜だったらどうなるか」などの訳語をはじめとして、44例が出てきます。いろいろなケースで使われる例が出てきますから、訳そうとする本文にふさわしいものが見つかりますよ。

 
 なお、和英機能もありますから、たとえば「どうするのよ」を日本語で入力すると、英文3例(どれも'what if'を使った例)が出てきますよ。

 
 ただし、英語のフレーズ、英文をそのまま入力すれば必ずヒットするわけではありません。
 
 たとえば、「yahoo の利用」のときに引き合いに出した'what's in the box'を入力しても、「Sorry」となって、ヒットゼロです。
 
 ヒットしないときは、フレーズ、英文(あるいは、日本語)を一部分ちがえてみるといいでしょう。
  
 
 私自身、このブログで新聞英語を紹介して翻訳するとき、「英辞郎」はときどき使っています。
 
 知っている単語でも、うまい訳語が思いつかないときは、訳語も事例も豊富な「英辞郎」は助かります。デスクトップにアイコンを置いていますよ。
 
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2006年10月24日

17 高校英語リーダー(スキーマ論)

 Math a state of mind for women 
 
 高校の英語リーダーを担当する教師はたいへんだな、と思います。
 
 単元ごとに、話題がちがいますよね。
 
 たとえば、「環境問題」の話があったかと思うと、「チャップリン」の話が次の単元に出てくる。やっとそれが終わると、「古代の人にはストレスはあったか?」なんていう心理学的な話題に転換する。
 
 教科書の編集意図はわからなくもありません。できるだけ多くの領域から英語を見る、という面を優先させれば、そういう編集になるでしょう。
 
 しかし、それを教える教師はたいへんですよね。なぜ?
 
 「読む」というのは、話題についての先行知識をある程度は必要とします。まるで知らない話題でも読めないことはありませんが、読む人の頭は長続きしないのがたいていです。
 
 日本語の何かの文章を読むときでも、知らない話には読む気が起きません。関心があれば、読む気も起きるし、長続きもします。
 
 「関心がある」というのは、知識の面では、先行知識があるということです。それがなければ、「関心」ということが発生しません。
 
 そうすると、高校リーダーを生徒が「読む」気になるのは、扱う話題の先行知識を生徒がもっていることが必要条件になります。
 
 また、「わかる」ということも、何かの先行知識の網の目に新情報を位置づける、ということだから、、英語リーダーの内容がわかるにも、ある程度の先行知識が必要になります。
 
 そうすると、高校英語リーダーを生徒が読むには、かなり幅の広い話題に対応できる先行知識を生徒がもっていなくてはならないわけです。
 
 たとえば、「環境問題」についていっさいの先行知識をもたない生徒はいないでしょうが、その単元を読もうとする気が起きるほどに厚い先行知識がある生徒も多くはないでしょう。
 
 だから、読もうとする、わかる、ということに生徒の頭を進ませるには、各単元のはじめに、必要な程度の先行知識を準備させなくてはならないわけです。 
 
 次の話が教科書に載っているとしましょうか。「metro」10月20日より。
 
 Women who are told their female genes make them poor mathematicians actually do poorly on math test, says a new study.
 
 女性は、女性遺伝子のせいで数学には向かないと言われると、実際に、数学テストをやるとうまくいかない、という研究結果がでた。
 
 これは、「先入観がもたらす結果」についてをテーマにした研究の成果を知らせているものです。そういう先入観がなければ、「女性は数学には不向き」という論は成り立たない、というのが研究結果です。
 
 こういう話題が高校英語リーダーにあると、生徒は、一種のジェンダー論を先行知識としてもつ必要が出てきます。
 
 そうすると、その単元を教える教師は、関係知識を自分でもっていなければならなくなります。
 
 それがたいへんだな、と思うのです。
 
 私が知っていた高校生たちの話では、そういう「スキーマ論」に基づく授業は受けたことがないということですが、いやいや、実践している先生方はたくさんいるのですね。
 
 高校にリーダーがあるなら、それも一つの方法でしょうから、そういう先生方にはがんばってもらいたいと思っています。
 
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2006年10月21日

16 これなら高校生の教材になる

 Why B.C. man left military
 
 前にもいいましたが、私、以前、中高生に英語を教えていたことがあります。そのころ、いくらかですが、英字新聞を教材にしました。実際の新聞ばかりでなく、ネットでも世界の新聞は見ることができますからね(全ページは見られない、というのもありましたが)。
 
 10月19日の「metro」に、上の見出しの記事があります。おもしろいです。


 NATO軍によるアフガニスタン介入(この言い方も問題ですが)には、カナダも参加しています。手っ取り早いので、webサイト「Wikipedia」の記事から引用しますが、カナダは2300人の参加のようです。


 ……米軍が独占的に担っていた軍事指揮権は、段階的に北大西洋条約機構(NATO)に移行され、2006年7月に全ての権限がNATO軍に移管された。この背景には、2003年に勃発したイラク戦争に伴い、米軍を中心とした多国籍軍(現在は国連多国籍軍)がイラクに駐留しているが、治安が殆ど安定しないことから、米軍をイラクに注力するためである。NATOが指揮するのはISAF(アフガニスタン国際治安支援部隊、37カ国1万8500人)で、イギリス軍4000人、カナダ軍2300人、オランダ軍2000人を主力としており、ISAFの内8000人がアフガン南部で武装勢力と戦闘を行っている。対して米軍の兵力は大幅に削減される事となる。


 

 カナダのある陸軍将校が、カナダ国内での訓練中、「これ以上は訓練に参加できない」と上官に伝えて、現場を離れた、ということがありました。今年のはじめころのことです。政府のアフガニスタン政策が「人道主義から対決主義へ転換した」という理由から、ということです。
 
 バンクーバー出身、ビクトリア市の大学を卒業、35歳。

 

 その彼が「軍を離れた理由」をあるところで話す、という内容の記事です。
 
 その中にこうあります。

 
 "Knowing what I know from my studies, and from watching what was happening in Iraq with the Americans, I thought that the more we put emphasis on war-making in Afghanistan, the more the process of radicalizing the population was going to increase," he said.
 
 自分が学んで知ったことは知っている。アメリカ軍とイラクにいて何が起きているかを見て知ったことは知っている。それを知るにつけ、思った。私たちがアフガニスタンで戦闘を引き起こすことに重点を置けば置くほど、そこの人々を過激にする働きが増す、と。
 
 日本語に訳すのが少しやりにくいが、この程度の英文なら高校生にも教材にできる、と思うのです。
 
 ただし、心理学のスキーマ論からいくと、前提の「NATO軍のアフガニスタン介入」を予備知識にしておかないと、ダメですね。
 
 それで、ちょっと思うのですが、高校の英語リーダーの時間が(かつて耳に挟んでいた高校授業の多くですが、それが)どうも疑問でして、どうにかならないかな、とね。
 思うところを次回に書いてみます。
 
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posted by Tokyo Ginji at 15:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月06日

9 高校生から質問があった

 School attack 'sexual:' Sheriff 
 
 コメントをたくさんいただくようになりました。
 このブログは立ち上げたばかりですから、私にとっては「たくさん」です。
 
 近ごろ、yahooブログ検索からの訪問が増えていますので、高校生あたりにもこのブログが広がりはじめているのでしょうか、コメントの中に高校生からの質問がありました。
 
 でも、Tokyo Ginjiさんの「私、ネイティヴの英語は何でも信用するなんていう習性はもたないのです」っていうのは、ちょっとひっかかりました。なんでですか?

 こういう内容です。
 
 まず、これをごらんください。先日のコロラド事件の「metro」記事です。前に紹介した文章のちょっとあとのくだりです。
 
 Park County Sherriff Fred Wegener identified the gunman as Duane R. Morrison, 53, and said was he from the Denver area but had been living in his car.
 
 Sheriff が Sherriff とミスプリですが(「r」 が一つ多いが)、それは単純なミスでしょう。だれだって、そういうミスはやりますよね。
 
 でも、…… and said was he from the Denver …… はどうですか? ミスプリはミスプリでしょうが、「これはないでしょう」と高校生でも思うでしょ?
 
 and said he was from ですね。
 
 キーボードをたたいていても、指のたたきまちがいではこういうことは起きませんね。何かの文を書き直したのか、原因はわかりませんが、修正のミスと思われます。
 
 でもですね、日本の高校生がこの文をどこかの英字新聞で見かけたら、「こういう言い方もあるんだ!」と思うこともないともかぎりませんでしょ? それは、「ネイティヴの書いた英語だから、正しいはず」という先入観が働いているからです。
 
 「おとなの日本人が書いた日本語の文章なら、何でも日本語のお手本になる」と思いますか? 思わないでしょ? 私、英語に関しても、それと同じスタンスでいるのです。それで、先日、ああいうように書いたのです。
 
 語学学校の例の教務主任に上の英文を見せました。「これは free の新聞だから」と笑っていました。「Straight」という広告中心のfree週刊新聞があるのですが、「そっちはもっとひどい」と言っていましたよ。
 
 ほら、英語のネイティヴは「ネイティヴの英語の誤り」に気づくでしょ。日本人だって「native English speakers」の名に負けてはいけない、と思うのです。
 
 高校生なら「英文法」をけっこうやっていますでしょ? それをちゃんとやっていると、ネイティヴの名に負けませんよ。
 
 疑問に思ったら、前回の「yahoo検索方式」で確かめるといいです。
 なお、Googleでもいいのですが、英文(語句)を入力しても、日本語サイトもいっしょに出てきますでしょ。 
 ついでですので、カナダの検索エンジンサイトを紹介しておきます。  
                                                                                       Yahooのカナダ版                                                                                         カナダの検索サイト

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posted by Tokyo Ginji at 13:24| Comment(1) | TrackBack(0) | 英語関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年10月05日

8 yahooの利用:「何が箱に入っている?」はどう言う?

 「何が箱に入っているの?」は英語で何と言う? 中学一年生の問題です。
 
 これを What is there in the box? と言う生徒(日本人)が多い、と聞いたことがあります。私自身が前に英語を教えていたときの生徒にも、けっこういました。
 大学生でも半数以上はそう答えるそうです。つまり、いわゆる「there is 構文」にしてしまうのです。
 
 もちろん、What is in the box?  (What's in the box?) ですよ。
 
 だいぶ前、日本にいたときのことですが、オーストラリア人と話をしていて、「What is there in the box? と言うことはないか?」と尋ねたことがあります。
 
 ない。…… うーむ。…… きわめてまれに言うこともあるかな。
 手品師が「こちらの箱には○○が入っています。There is ○○ in this box. では、こちらの箱には? さあ、何でしょう?」などと言う場合は What is there in the box?  と言うかもしれない。でも、通常は、ない。
 
 こういうとき、私は、ネットのyahooアメリカ、カナダ、イギリスかGoogleで検索してみるのです。yahooなら、「yahoo! JAPAN」のトップページのずっと下の方に「アメリカ、カナダ、イギリス、フランス、……」などが並んでいますね。それを使うのです。
 
 疑問に思った文(あるいは、語句)をそのまま検索ワードとして入力します。そうすると、その文中の単語をタイトルにでも本文にでも使っているサイトが表示されます。
 もし、入力した文(語句)が通常のことばとしてあちこちで使われているなら、それをまるごと含んだ文が現れます。
 もし、通常のことばとしては使われないなら、入力した文(語句)はまるごとには現れません。一部分か一語一語に分離したことばとして現れます。
 
 ためしに、「what is there in the box」と入力してみてください。
 yahooアメリカでもカナダでもイギリスでも、「What's in the box」がトップに出て、「in the box」「box」などを含んだ文がつづきます。「there」は、どこに出てくるやら、姿が見えません。きっと、「there」だけを含んだ文がずっとずっとうしろのほうに出てくるのでしょうが、見るのも面倒で、途中でやめてしまいます。
 
 今度は、「what is in the box」と入力します。ほら、それをまるごと含んだ文がたちまち現れますね。
 
 こういうことを数分つづけてみると、What is there in the box? は英語圏ではまず使われていない、と判断できます。
 
 そこで、前回の「metro」の when he was boy をそうやって調べてみましょう。
 
  「when he was boy」または「when I was boy」あるいは「he was boy」を入力します。結果は、もうバラバラですね。「boy」から現れるでしょ? そんな文はこの世にない、ということです。
 
 次に「when he(I) was a boy」を入力します。
 結果? 「he(I) was a boy」から現れますが、「when」を含む文も、トップページではないが、次のページくらいにはちゃんと出てきますね。
 
 これで、「metro」の文はミスだ、と判断できるのです。
 
 
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posted by Tokyo Ginji at 08:29| Comment(0) | TrackBack(0) | 英語関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年09月26日

2 「職務中の負傷で:by ( ) on-the-job injury」のカッコに何が入る?

 Police pay tribute to fallen comrades
 
 毎年この時期に、警察官の殉職者をしのぶ式典がカナダ中で開かれるそうです。それを「metro」が9月25日付けで記事にしています。その中の一節。
 
 …… 4,000 attended a ceremony on Parliament Hill in Ottawa to recognize the 10 officers slain in the line of duty during the past year.
 
 …… 過去の10名の殉職警官を忘れまじ、と4000人がオッタワのParliament Hillの式典に参集した。 (Parliament Hill : 国会議事堂のある丘)
 
 日本の新聞記事風に書くと、上のようになりますでしょうか。頭から訳すのは、この英文ではムリですよね。
 
 slainはslayの過去分詞。「殺す、殺害する」を遠回しに表現するときにslayが新聞ではよく使われます。日本風にいえば「不幸」というあたりでしょうか。
 
 ついでにいえば、die(死ぬ)を遠回しに「亡くなる、他界する、永眠する」などと日本では言いますが、そういう英語はpass awayですね。私、バンクーバーに来て、一度だけpass awayを使いました。カナダの某大学助教授(カナダ人)が知人にいまして、そのお母様が亡くなったときに、です。
 
 記事中のin the line of dutyは、これもよく見かける慣用句で、「職務中」という意味ですね。
 
 そうすると、slain in the line of dutyは、「職務中の不幸」で、ひと言で「殉職」ですね。こういうとき、日本語はボキャブラリーが豊富で、二文字で済みます。
 
 この新聞記事は「職務中」を別の表現でも書いています。
 
  …… a terminal neuromuscular disease triggered by an on-the-job injury.
 
 on-the-jobのように、ハイフンを使って前置修飾の形にする、という方法は新聞ではよくあります。
 
 まるで別の話ですが、日本の高校生か大学生にでも何かの試験で「職務中の負傷で : ……by ( ) on-the-job injury」のカッコに何が入るか、という問題を出したらおもしろいですね。「an」と答える生徒(学生)は1%くらい、と予想します。私、前に、日本の中高生に英語を教えていたことがあるのです(いろいろやっていました)。

 

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posted by Tokyo Ginji at 11:58| Comment(2) | TrackBack(0) | 英語関係 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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